玄関は家の顔とも言われる重要な場所です。
帰宅した時やお客様が来られた時に一番最初に見る場所であり、印象に残りやすい玄関ですので、玄関周りが汚れていると印象がよくないですよね。
風水的にも玄関は綺麗にしておかないと運気が下がると耳にします。
ですが、玄関のお掃除は毎日ほうきで掃いていても雨のしずくや泥などでタイルはすぐに汚れてしまいます。
わかっていても玄関は毎日のお掃除がおろそかになる所でもあります。
今回はタイルの汚れや傷をつけにくくし、汚れを落としやすくするタイルコーティングについてご説明させていただきます。
お掃除も簡単になり、綺麗に保ちながら運気も向上させていきたいですね。
タイルとはコーティングとは?
玄関のタイルは石材、大理石などが使用されていることが多く、そのタイル(石材)には無数の穴があいてます。
そのため、汚れなどが浸透しやすい素材となっています。
タイルコーティングはその石材や大理石などを特殊なコーティング剤でコーティングする施工です。
玄関タイルのコーティングを行うメリット・デメリット
タイルコーティングを行うことでどんなメリット、デメリットがあるか箇条書きで紹介します。
メリット
★美しさが長期間保たれる
★汚れがつきにくくなる
★お掃除が楽になる
★傷もつきにくくなる
デメリット
★大きな衝撃には耐えれない
★施工費がかかる
タイルコーティングの種類
タイルコーティングにはたくさんの種類がありますが、今回は安全な水性コーティングである「ストーンコーティング」と床に1枚1枚サイズを合わして施工していく「キラミカ」の解説をしていきます。
ストーンコーティング
ストーンコーティングの特徴は人工大理石、天然石、石材タイルなどに施工が可能なコーティング剤であることです。
ストーンコーティングは浸透性の為、素材の風合いは壊さず、光沢のある石材から光沢のない石材まで施工が可能になってます。
素材の風合いはそのままで吸水を防止してくれ、汚れの染み込みを長期間防いでくれます。
普段のお手入れ方法
日頃のお手入れは掃除機やほうきで砂やホコリをとり、後は水拭きで大丈夫です。
最近手軽に使えるメラニンスポンジや研磨剤は石の表面を傷つけてしまうのでご使用にはならないで下さい。
汚れがひどい場合はスポンジに水を含ませ軽くなら擦っても大丈夫です。
揮発性のあるシンナー、ベンジン、除光液などは絶対に使用しないでください。
また、玄関だけではなく床材や壁面、キッチンの天板などにも施工が可能です♪
★ペットを飼われている方にもおすすめ
ペットの粗相が心配な方にもおすすめです。
石材は水分による汚れや劣化が起こりやすい素材なのでペットの粗相が取れなくシミになったりする事があります。
シミになる前にストーンコートをされるのをお勧めします。
キラミカ
キラミカの特徴は塗るのではなく貼るタイプの床材保護フィルムであることです。
特殊なフィルムでコートする事で床を長期間、汚れやキズから保護します。
特殊なフィルムを貼ることで汚れがフィルムの表面に乗っている状態になるので、水拭きで簡単に汚れを落とせます。
あまり耳にしない保護フィルムのキラミカかもしれませんが約10年の実績があります。
タイルコーティングを行うタイミング
新築の時にタイルコーティングをするのが1番ですが、もちろん汚れてしまったタイルにも汚れを落としてからタイルコーティングを施工する事ができます。
見た目だけの汚れだけではなく、油、洗剤、異物などが一切ない状態にしないといけません。
コーティングはしっかりと素材に密着させ、定着させて初めて最大限の効果を発揮できます。
この下地処理を確実にしないと、どんなよいコーティング剤を使っても完璧な仕上がりにはなりません。
最近はDIYが流行ってますが、なかなか完璧に汚れを落とすのは難しいのでおすすめは出来ません。
専門的技術と薬剤でプロにクリーニングをしてもらうのが1番です。
DIYとプロの大きな違いはやはり薬剤です。
プロが使用するコーティング剤は市販で販売されている薬剤とは違いコーティング剤の膜が厚い為、効果がより長持ちします。
まとめ
帰宅した時、お客様が来られた時、1番はじめに目にする場所であるとともに、家の印象として記憶にも残る玄関をタイルコーティングでいつまでも「綺麗」で「印象が良い」状態を「保つ」っていくのはいかがでしょうか。
ご不明な点、ご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
京都インテリアデザイン