マンションの水回りに関連したリフォームにかかる費用を抑えるためのコツとは？

マンションの水回りに関連したリフォームのタイミング

設置した製品の品質によっても変わりますが、一般的な耐久年数は、15年～20年です。表面はきれいに見えている場合でも、土台が腐食している恐れがあります。また、小さなひび割れが原因で、内部の腐食が進むケースもあります。
水回りリフォームのタイミングを逃してしまうと、構造部分の修理が必要になる恐れがあるでしょう。通常のリフォームよりも規模が大きくなり、多額の費用がかかることがあります。目視による不具合の確認は難しいため、専門業者に定期的にチェックしてもらうのがよいでしょう。

マンションの水回りに関連したリフォームにかかる費用を抑えるコツ

マンションの水回りリフォームをする際に気になることとして、施工費用が挙げられます。ここでは、マンションの水回りリフォームにかかる費用を抑えるための2つのコツを見ていきましょう。

メーカーにこだわらない

1つ目のコツは、メーカーにこだわりすぎないことです。大手の人気メーカーの製品は価格を高めに設定している可能性が高く、費用がかかりやすいでしょう。費用を抑えたい方は、メーカーを限定しないのがよいでしょう。ただし、メーカーによって製品の質が異なるため、実際に現物を確かめておくと安心です。

まとめてリフォームを依頼する

2つ目のコツは、まとめてリフォームをおこなうことです。水回りのリフォームには、キッチン、浴室、トイレ、洗面所などが含まれますが、まとめてリフォームをすれば手間が省けます、基本的に浴室と洗面台は隣り合わせに設置していることが多く、共通の配管を使用しています。個別にリフォームした場合、時間や労力の手間がかかるでしょう。
また、水回りのリフォームを個別におこなうと、デザインに差が出てしまう可能性があります。ほかの水回りとの連携を気にされる方は、まとめてリフォームするのがオススメです。

マンションの水回りに関連したリフォームをする際の注意点

水回りリフォームを依頼する際には、注意しておきたいポイントを押さえておきましょう。ここでは、主に3つのポイントをご紹介します。

カタログだけで商品を判断しない

1つ目のポイントは、商品の選び方です。最近ではさまざまなメーカーが商品カタログを用意していますが、カタログだけで決めてしまうと、思い通りの仕上がりにならない恐れがあるでしょう。
質感や細かなデザインについては、カタログだけで判断できません。現物を参考にしながら決めていくのがよいでしょう。また、施工会社を決定する際にも、実際にリフォームした部屋などを見てから判断するのがオススメです。

利便性とデザインを両立させる

2つ目のポイントは、利便性とデザインの両方を意識して選ぶことです。デザインは住宅の印象を決定します。一方で、キッチンや洗面所などは毎日使用する場所のため、リフォームするとライフスタイルが変化する可能性が高いでしょう。
たとえば、キッチンでは対面式と壁付けのタイプがあります。対面式はデザイン性が高いという魅力がありますし、壁付けは、料理に集中しやすいというメリットがあります。
浴室については、タイルで仕上げる在来工法と、用意されたパーツで組み立てるユニットバスの2種類があります。一般的にはユニットバスに人気が集まっていますが、デザイン性にこだわるなら、在来工法がオススメです。専門業者と話し合いながら、慎重にデザインを決めるのがよいでしょう。

マンションの管理規約を事前に確かめておく

3つ目のポイントは、マンションの管理規約のチェックです。多くのマンションでは、リフォームに関する管理規約を設けています。管理規約とは、マンションの管理組合が定めたルールのことです。管理規約に違反したリフォームをすると、大きなトラブルに発展する恐れがあるため、事前に管理規約の内容を確かめておきましょう。
一般的に、専用部分のリフォームについては、制限が設けられていません。ただし、リフォームによる大幅なレイアウトの変更については、事前の届け出が必要なケースもあるため、管理組合と話し合っておくのがよいでしょう。

まとめ