リノベ検討中の方必見!

マンション間取り変更での注意点6つを紹介

マンションのリノベーションで、間取りを変えたい方もいるでしょう。しかし環境によって、間取り変更できる範囲は違います。部屋の構造や管理規約を確かめずに進めると、トラブルの原因です。 今回は、マンションの間取り変更を考える方のために、6つの注意点を紹介します。検討中の方は、本記事をもとに、理想の部屋作りを考えてください。

マンション構造によって間取りのしやすさが違う

マンションの部屋には、間取り変更をしやすい構造と、そうでないものがあります。前者はラーメン構造が当てはまる形です。この構造では、建物の柱で部屋全体を支えています。四隅に柱の出っ張りが見られるのも特徴です。部屋内の壁を取り除けることから、カスタマイズを進めやすいといえます。
一方で壁式構造は、間取り変更をしづらい形です。壁で建物を支えているため、取り除くと安全性に影響が及びます。壁に手をかけない状況で、リノベーションをしなければなりません。ちなみにマンションが5階建て以下の場合、ほとんど壁構造で作られています。このようにマンションの構造によって、間取り変更の制約が異なるのがポイントです。

間取り変更前に費用の見積もりをしよう

間取り変更には、相応の費用がかかります。事前に見積もりをしておき、希望予算に合う可能性を確かめてください。予算を決めないで大規模な間取り変更をすると、請求の支払いに苦労するからです。
業者の価格設定だけでなく、素材や施工内容、規模によっても金額が異なります。依頼先企業の公式サイトから、事例や相場を確かめてください。それらをもとに、施工範囲や予算を決めましょう。
最初に予算を決めておき、それをもとに施工範囲を考えるのがセオリーです。予算制約によってすべての希望を実現できない可能性もあります。施工候補の場所に優先順位をつけておけば、依頼内容を決めやすくなるでしょう。
依頼内容が決まったら、業者から見積もりを取ります。このときは、内訳も確かめてください。見積もりの内容から、依頼の是非を考えましょう。
間取り変更には、追加費用にも気をつけてください。業者と打ち合わせたあとも、施工開始後に想定外のことが起きるかもしれません。
たとえば図面にない配管や構造壁、段差が見つかったとします。間取り変更のためには、これらへの施工を要するかもしれません。そのために施工段階で追加費用が起きる形です。
以上から想定外のことも考えながら、業者と打ち合わせを進めましょう。このときは追加工事の可能性も話し合っておいてください。

施工事例を参考にしよう

マンションの間取り変更は、リノベーションの一種です。業者の公式サイトによっては、施工事例の公開もあります。それらを参考にして、理想の部屋作りを考えていきましょう。
間取りの変更によって、ユニークな部屋を作る人がいます。たとえば開放感を求めた結果、リビングやダイニング、キッチンを広い一部屋にまとめる形です。リビングに日差しが届きやすいように、間取りを決める方もいます。施工事例を参考にすることで、自分にとっての理想の部屋作りがわかります。
マンションの部屋で間取りを変えるなら、とくに水回りは注意です。給排水管との位置関係から、そもそも動かせない可能性があります。部屋のチェックで給排水管を動かせないとわかったら、施工キャンセルもあるのです。
たとえば、キッチン自体の場所を別に移したいとします。そのときは給排水管の延長や、組み直しなどが必要かもしれません。これが原因で、予算オーバーにいたるケースもあります。間取り変更では、水回りがとくに制約を受けやすい点に注意です。

管理規約の事前確認をすること

間取り変更をするなら、管理規約を事前に確かめましょう。マンションによっては、間取り自体を変えられないように定めています。そうでなくても水回りの移動、浴室の敷居交換など、特定箇所の移動を禁じる場合があるのです。
間取り変更のために、管理規約変更を望む方もいるでしょう。その場合は、総会での決議が必要です。まだ規約を確かめないで間取り変更をすると、ルール違反として退去処分が下るかもしれません。このように、間取り変更をする場合、管理規約を破らないように注意です。

まとめ

マンションの自宅で間取り変更をするなら、構造、予算、規約の3つを確かめましょう。ラーメン構造ならリノベーションを進めやすいといえます。間取り変更には多額の予算が想定されるので、見積もりや打ち合わせも踏まえて検討しましょう。 マンションには、管理規約があります。間取り変更の一部分や全体を禁止する規約も見られる状況です。ルール違反にならない範囲で、間取り変更を判断しましょう。このようにマンションで部屋のレイアウトを変えるには、計画作成とルール確認が重要です。 「京都インテリアデザイン」では、マンションの間取り変更を扱っています。お客様のご要望に合わせて、理想の施工計画を作るのがモットーです。ご検討中の方は、ぜひご連絡ください。