室内のおしゃれには「ピクチャーレール」を活用しよう！

オススメの使い方を紹介

ピクチャーレールとは

ピクチャーレールとは、室内の壁や天井に設置し、絵やポスターなどを掲示するレールのことです。額に入れた掲示物にワイヤーを引っかけて上から吊すことで、掲示物本体に穴を開けずに飾ることができます。美術館や博物館などで活用されているところを見たことある方も多くいらっしゃるでしょう。
構造としてはカーテンレールに似ており、天井や壁に取り付けるレールや掲示物を吊すためのハンガー、掲示物を左右に動かすためフックなどのパーツで構成されています。
ピクチャーレールの最大の特徴として、設置場所である壁に開ける穴が最小限で済むということが挙げられます。一度本体を壁に取り付けてしまえば、掲示物や収納するアイテムが増えたとしても、新しく穴を開ける必要がありません。賃貸などにお住まいの方でも、気軽に設置することができるでしょう。
また、フックの位置を調節したり、ワイヤーとフックの数を増やしたりすることで、簡単にレイアウトを変更できることも特徴のひとつです。頻繁に模様替えを楽しみたいという方にとっても、利便性が高く、使いやすいアイテムだといえます。

ピクチャーレールの使い方

ピクチャーレールの使い方には、大きくわけて「展示」と「収納」の2種類があります。以下では、ピクチャーレールの具体的な使い方の例を紹介していきます。ピクチャーレールをお持ちの方や購入を検討されている方は、以下を参考にピクチャーレールを活用してみてください。

絵や写真などの作品を飾る

ピクチャーレールのもっとも基本的な使い方は、絵や写真などの作品を飾ることです。お気に入りの作品を飾ることで、日々の生活に彩りを加えることができます。作品は額縁などの入れて飾ると、作品本体を傷つける心配がありません。室内の雰囲気に合った額縁を選ぶことで、統一感のあるおしゃれな室内を演出してくれます。

ドライフラワー、観葉植物などを飾る

ピクチャーレールは、ドライフラワーや観葉植物などを飾る際にも活躍します。付属のワイヤーではなく、目立ちにくいテグスを使用するなど、ちょっとした使い方の工夫で簡単におしゃれな飾り方を実現することができるでしょう。生花を吊して飾っておくと、そのままドライフラワーを作ることも可能です。

衣類の一時的な収納スペースに

ピクチャーレールに帽子やバック、アウターなどの衣類をかけて収納するという使い方もあります。フック付きのピクチャーレールであれば、ハンガーをかけて簡単に衣類を収納しておくことが可能です。翌日に着るアウターや使用頻度の高い帽子・バックなどをかけておくと、毎日の身支度がスムーズにおこなえるでしょう。「かけておくだけ」という簡単な収納方法が可能であり、片付けが苦手という方にもオススメの使い方です。

「見せる」収納として活用する

ピクチャーレールには、壁面収納としての使い方もあります。ワイヤーと板を組み合わせて設置すると、棚のように活用することができるのです。設置した棚には、お気に入りの小物や使用頻度の高い本などをディスプレイしましょう。室内をおしゃれに彩る、「見せる」収納を楽しむことができます。

「耐荷重」に注意

ピクチャーレールを使用する際にもっとも気を付けたいポイントが「耐荷重」です。ピクチャーレールは、製品ごとに耐えられる重量が決められています。この耐荷重を超えた重さの物を吊したり、かけたりしてしまうと、故障の原因となります。使用しているピクチャーレールの耐荷重を考慮して、飾るものなどを決めていきましょう。
一般的な耐荷重は10～15㎏ですが、額に入れられた重たい絵画などを飾りたい場合には、耐荷重20㎏以上の物を選ぶ必要があります。また、設置する壁や天井の状態によっても耐荷重は変化します。物を吊り下げすぎてしまうとピクチャーレール本体はもちろん、室内にも負担をかけることになるため、注意が必要です。

まとめ